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スムーズなディレクションの鍵は、その先の流れを話すこと。けじめをつけること。

高橋のブログ

おはようございます。高橋です。

1月の最終週は娘(8歳)がピアノ教室に通いだしたり、次男(4歳)が運動教室に通いだしたりと、新しいことを始める家族の姿がフレッシュに映った1週間でした。不安もあるけど、期待もある。子どもたちのがんばる姿にお母さんはキュンキュンしていました。なかでも、運動教室の先生が素晴らしくて、小さな子どもたちの目を見て、対等に接する指導姿勢がすごくよかったんです…!

何がよかったかというと
・これから何をするのかはっきりと説明する
・一つひとつけじめをつけてカリキュラムを行う
ことです。

運動教室はコンビニくらいの広さの体育館のようなところで行っていて、床にカラフルな線が引いてあります。その施設のなかで1時間に数種類の運動(走る、投げる、バランスをとる、など)に取り組みます。
「赤い線のところで壁の方を向いて立ってください」
「白い線から青い線まで雑巾がけをしたら、雑巾がけはやめて、立ち上がってまた白い線まで走って戻ってきてください」
「雑巾がけはこれでおしまい。次はかけっこをします」
「平均台に上ってじゃんけんをして、勝った人は最後まで歩けます。負けた人は反対側に並んでください」

というように、指示が的確なのです。一つのカリキュラムが終わったら「終了」の掛け声があり、けじめをつけることもされていて、迷うことなく子どもたちが指示に従えているようでした。

また、大きな声でゆっくり、はっきりお話してくださるので、子どもたちはしっかりと指示を聞き入れようとしていました。(ちょっとピリっと緊張感があるのですが!)

そんな姿を見て、子どもたちを誘導する力、つまり「ディレクション力」の高さにほれぼれしてしまったのです。(保育園さんに撮影に行ったときも、ほんと、先生たちの誘導力が素晴らしかったです!)

これは制作においても同様でして、先の流れが分かっていないとお客様も心構えができないのでスムーズに事が運びません。

分かっているだろうと決めつけず、制作の流れを事前にお伝えすることが大事なのだなと改めて実感してしまいました。反対に、私が何か(ホームページなど)の制作をクリエーターにお願いするときもそうなんですよね。先の流れが分かってないと、どのくらいの時間を見積もればいいのか判断できませんし、手戻りがあるかどうかも曖昧だと進行に影響します。けじめをつけることって制作するときに大切だと思います。

制作の一歩手前の、撮影のときもそうなんですよね。お客様に協力していただきたいことを的確にお話すること。もちろんお互いのアイデアの出し合いも大切ですが、はっきりとお願いされたほうがいいこともありますよね。

もちろん、私の現場は事前に撮影項目をきちっと提出してから挑みますっ! とはいえ、撮影現場が混乱しないように、私もはっきり的確にと伝える力を養っていきたいと思った出来事でした。

▼写真を撮影するときの例

×「ここら辺に立ってください」
〇「今からメイン写真の撮影をします。机の30cm前に立ってください」

ディレクターとは、ディレクション業務をする人のことで「監督」や「指揮する人」を意味しています。クライアントの要望と制作スタッフ(デザイナー、ライター、コーダー、プログラマーなど)をまとめ、進行管理、品質管理などをする仕事です。

<主な仕事内容>

●プロジェクトメンバーの人選
●制作スケジュールの設計・進行管理
●コンテンツの品質管理 など

――エン転職から引用 (https://employment.en-japan.com/tenshoku-daijiten/11302/)

こんな失敗例も…

撮影の日程だけ決めて、撮影内容がふんわりしている場合。(クライアントワークに、ごくごくまれにあるのですが)

「この日に取材に行って、インタビューして、素材ババっと撮ってきて!」という、撮れ高から編集を考えるタイプの撮影は、「これも撮ってください」「こちらも念のため…」と本当に無駄なカットが多くてカメラマン泣かせ。それをしないための私(ディレクター)の役割ですね。

はい、これまたがんばります!

運動教室後の次男(4歳)。2月3日に半袖!

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はぐくむ株式会社代表取締役。「子育てしながら在宅ワークができる仕事を増やしたい!」と願ってオンラインアシスタント事業をしています。全国のリフォーム&工務店様のサイト更新を承っております✨ info(at)hug-kumu.com  ※(at) を@に直してご連絡ください。 
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