おはようございます。高橋です。突然ですが、mixiのアカウントをお持ちの方も多いのではないでしょうか? 昨日、ふと思い立ってmixiにログインしてみました。
ログインして私のページが出てくると、そこは10年くらい変わってない世界がありました。写真は3枚までしか添付できないミクシィ日記の仕様とか、いまの一般的なSNSよりも文字が小さなところとか、にぎやかなUIのデザインも当時から変わってなくて、なつかしさに震えてきます。最終更新したのは2011年。息子とマラソン大会に出場したときの写真が「フォト」上がってました。幼い長男の姿がかわいいね。
さて、恐る恐る日記を見てみると、今よりも妙にテンションが高い私がいて、当時の暮らしが生生しく書かれていました。
結婚式の支度のこと、当時は理不尽だと感じていた式場の料金設定のこと(笑、若い視点がお恥ずかしいのですが)、結婚とか生まれたばかりの赤ちゃんのこと、初めて赤ちゃん連れで出かけたことなど、人生の節目の記録がミクシィには残っていたんです。すっかり忘れていた感情がよみがえってきたので日記をつけるのもいいものだなぁと思いました。結構細かい描写もできていたことにもびっくりで。
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当時の私の暮らしはとても穏やかで、今と比べるとまるで別人のよう。お気に入りの北欧のテキスタイルを使っていろんなベビーグッズをハンドメイドしていたり、たぶん「ひと手間」かけた「丁寧な暮らし」をしていたんだなぁと思う。
そんな中、こみあげてくるものがあったのは、亡くなった家族の元気な時の写真が、日記の中にたくさん、たくさん、あったから。生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこする嬉しそうな家族の表情とか、病気をする前の元気なころのあたりまえの姿が急に出てきたものだから、不意打ちをされたようで心臓がバクバクしました。お墓参りに行かなくちゃ。
それから若くして亡くなってしまった大学時代のお友だちのコメントもあって、クールな感じが一つも変わらず残っていて、パソコンの画面の向こうにいるような錯覚があった。プロフィールの写真は沖縄のあの海かな、沖縄でドライブしたの楽しかったな、とかいろいろ思い出がポロポロとこぼれてきました。元気にしてるかな、なんて頭をよぎって(…はっ、そうか)と、我に返ると泣けてきます。
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mixi日記は黒歴史、なんて書かれていることもあるけど、見直してみるのもいいかもしれませんよ~。なんか、当たり前かもしれませんが、今日もがんばろって思えてきました!
BOØWYの写真集をみて笑う赤ちゃん時代の長男。かわいい~♡ ザラっとした写真の質感がガラケー時代を物語るわ。>パンドラのミクシー日記2007 pic.twitter.com/G9T14oHIFP
— たかはしかずえ (@Takahashi_Kazue) 2018年1月16日
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