【取材レポート】日本エコハウス大賞2016@東京ビッグサイトにて

アシスタントのブログ

こんにちは、はぐくむアシスタントのべっとうです。

先日、高橋さんとエコハウス大賞の最優秀賞を決めるべくプレゼンと表彰式が行われた、ジャパンホームショーの取材と撮影に行ってまいりました!

当日会場には150名強の来場者様が集まり、厳選なる審査に勝ち抜いた4作品のプレゼンが行われました。

べっとうはスチール撮影を担当。プレゼンや授賞式の模様を撮影して来ました。

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テンポよく進行されるプレゼンの緊張感

各社プレゼンに与えられる時間はたったの4分。建物に込められたプラン、設計、アイデア、費用、そしてクライアントからの声などを発表されていました。図面と画像、何度もシミュレーションを重ねてデータを交えてプレゼンするプレゼンテーター。

その緊張感の中、会場の臨場感が伝わるようスチール撮影を意識ました。とても印象的だったのはプレゼンの後に行われる質疑応答です。著名な建築家や大学教授からの質問やアドバイスを受ける、緊張感ある模様が印象に残りました。

評価の基準に感銘

普段、はぐくむは住まい関係のコンテンツ制作や記事作成などをさせていただきながらも、見ていただく相手は一般の方向けのものがほとんどなので、専門知識はありつつもプロフェッショナル向けの知識までは程遠いのが現状です。建築のディープな世界がどのようなものなのかも想像したことはありませんでした。

建築家の方を目の当たりにして感じたことは、芸術家のような風合いもある中、ベースには住む人への想い、暮らしを快適にするための知識、コストを抑えるための手段、エコにつなげるための技術がふんだんに盛り込まれていることを実感しました。何とも言えない感動を覚えました。先生方には異常なほどのオーラを感じながらも、1作品、1作品の評価をする姿、コメントには愛が見えました。

そこには競合に対する敵視みたいなものはひとつもなく、新しい作品、アイデアへの共鳴とよりよくするためのアドバイスがありました。中には厳しくも感じるコメントも多々見られましたが、足を引っ張るようなコメントはゼロだったことに感動!

素晴らしい世界だなと感じたのが率直な感想です。建築とは人間力なのかもしれないですね。

飽くなき追求と意欲の評価

ある先生が言いました。「教科書通りの作品よりも、チャレンジングな作品を作った方がこのステージに立っている。ステージに立たれた方々には飽くなき追求と意欲が見られる」と。

設計者に向けた「引き続き研究を続けてください」「今後の設計に期待します」などのコメントにべっとうのハートはドキュン!

でした。スチール撮影にも熱が入ってしまったのも当然のこと。本当に刺激になった取材となりました。

ロックンロール魂!

この世界にはいろんな業種があり、いろんな世界があります。

しかし、今回の取材で感じたことはすべての業種、世界がチャレンジングな精神で取り組んでいたら本当に面白く、いい世の中になるんじゃないかと。

「前に習え!」や「教科書通り」ばかりが評価される世の中ではなくチャレンジし合いながら刺激を与えらえれる世の中になったら、面白いですよね。

仕事をしながら、いいものに触れられる瞬間。たまりません!(べっとう)

★日本エコハウス大賞の公式ホームページ http://builders-ecohouse.jp/

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