LINE公式アカウントの「応答設定(Webhook)」の仕様変更でできるようになったことは?

/ はぐくむ代表

みなさん、こんにちは。LINE公式アカウントを構築している、はぐくむの高橋です。
12月にお知らせがあった、LINE公式アカウント「応答設定(Webhook)」の仕様変更について、ブログを書かなくては、、と思いつつも目の前の仕事に忙殺されておりまして、少し遅れてしまいました。すみません!

さて、本題に入っていきます。

いままでLINE公式アカウントが「こりゃ不便だよねぇ・・・」と思っていた理由のひとつに、「チャット」と「自動応答(Bot)」が同時に使えないってことがありました。しかし、12月のアップデートで「チャット」と「自動応答(Bot)」が同時に使えるようになりました。

この機能ができるようになったことで、具体的にはどんなメリットがあるのか、ご紹介していきたいと思います!

① LINE公式アカウントユーザーは、チャットも自動応答(Bot)も同時に使える!

まずは、LINE公式アカウント内で「手動チャット」と「Bot」が同時に使えるようになったのは大ニュース。
よくある質問に対しては自動応答メッセージ(応答メッセージ・AI応答メッセージ)の設定をしておけば、ユーザーからメッセージを受信したときに、事前に設定しておいたメッセージを自動で返信できます。

挨拶「こんにちは」や、お礼「ありがとう」に対してすぐに応答することができて気持ちのいいやり取りができますし、「営業時間」などよく聞かれる質問に対しても応答設定を使うことで、手動で返信する必要がなくなり工数が削減できます。

以前は、この自動応答メッセージの設定を選んでしまうと、手動メッセージが使えない!!という不便さがあったのですが、今回のお知らせでは「手動チャットも自動応答も両方OK、使えるよ」と、良いほうに改変しています。

応答メッセージ LINE社様の解説

AI応答メッセージ LINE社様の解説

はぐくむのLINE公式アカウントで実際に試してみました

AI自動応答メッセージを試してみたたところ、デフォルトのままだと無機質な雰囲気がでちゃうかもしれません。応答メッセージは通数にカウントされませんので、設定しておくと丁寧な印象です。

② LINE公式アカウントユーザーは、LINEコールが使えるから無料で電話ができる!

お店の方に朗報です~パチパチ!

LINEコールが使えるようになりました。いままでは応答設定のアカウントでは使えなかったのです。お客様の個人LINEアカウントから、LINE公式アカウントへ、無料で電話をかけることができます。LINE公式アカウントの「プロフィールページ」から発信できるので、電話の利用頻度が高い業種の方は設定してみるとよいでしょう。お客様に便利に使っていただけるはずです!

※LINEコールについての詳細は、下記のURLよりご確認ください。通話だけでなくビデオ通話もできるので、お客様の状況を確認したり、オンラインのレッスンなどでも活用できるでしょう。

▼LINEコールについての詳細はこちらから

https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/20200701/

③LステップユーザーはLINE公式アカウントを併用できる!

Lステップを導入しているお客様に、使い道によっては併用するのもいいんじゃない?と思うやり方をご紹介いたします。※Lステップに情報が蓄積できないので、そこだけご注意ください。

Lステップユーザーが、Webhookの仕様変更で実現することについてまとめてみます。

メッセージの開封率が見られます


いままでLステップから見られなかった情報として、メッセージの開封率があります。クリック数・タップ数はわかっても、開封率だけはブラックボックスでした…。

しかしLINE公式アカウントからメッセージを配信することで、「開封率」を見られるようになります。

↑2時間で約50%の開封率。平均値が60%なので、もう少し伸びるかな…、なかなか悪くないですね♪

配信したメッセージに対して何人くらいの人がメッセージを見てるのか知りたいときには、LINE公式アカウントから配信するのは、あくまでも裏技テクニック。

※くれぐれもLステップに情報が蓄積できません。ご注意ください。

↑Lステップにはこのようなアラートで注意喚起をしてくれています。

LINEコールが使えるようになりました

これまで、Lステップユーザーが使えなかった「LINEコール」も使えるようになりました。店舗ビジネスの方は、LINEから電話を受けることができます。便利なのはパソコンでも受信できること。ビデオ通話もできるので、いろんな使い方があると思いました。

・オンライン診察
・セルフケアのレクチャー
・オンラインレッスン
などなど、できることの幅が広がりますね。

パソコンではこんな表示で着信がわかります!

※Webhook をオンにしたまま、LINEコールの着信ができます。(いままではできませんでした)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

いままで、ちょっとややこしかったWebhookの設定に左右されることなく、LINE公式アカウントの構築やシステム連携ができるようになったことは、LINE界隈ではビッグニュースでした。

2023年6月のLINE公式アカウントの料金改変に向けて、LINE社でもますます使いやすいようにシステムの仕様変更を行っているのでしょうね。費用がアップするのは残念に思う人が多いと思いますが、その分、便利に使いこなせるように情報発信に励んでいきたいと思います!

▼LINE社からのお知らせはこちら↓

https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/20200701/


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