こんにちは、住宅関係の取材が好きなライター・高橋かずえです。住宅関係は好きだし、得意分野なんです。
これまでどのくらいの住宅を取材してきたでしょうか。ローコストな住まい、素材にこだわった住まい、老後にやさしい住まい、高断熱・高気密の性能を重視した住まい、脱電力の住まい・・・などなど、家のカタチは本当にさまざまです。でもどの物件を見ても、施主を思う工務店やリフォーム会社の想いは反映されていて、作り手の愛情や匠の技に心がほっこりしています。
取材をしながら毎回夢が見られる――。そんな私にとってハッピーな案件が住宅なんです。
さて昨日はリリース前のメディアの取材で、attract style のタブチキヨシさんを取材してきました。エッジの効いたデザインがあって、かつ働くママにやさしい家づくりをされているので紹介させていただきます。実例が素敵すぎるので、写真でダダダダーーーーっとご紹介いたしますね。
普通なら吊戸棚がある対面キッチンの上部に黒枠のフィックス窓。窓枠の黒と木目のツートンの色使いにデザイナーの気遣いを感じます。
ネイビーの板壁風階段とルーバーの収納建具。ハンサムな印象もあるのに、ルーバーのレトロチックな雰囲気が私のツボです。世間では“男前インテリア”が流行っているけれど、女性らしさもミックスされていて取り入れやすそう。電気のスイッチの部分、この金属の質感もいい!
この「見せる収納」は必要な衣類を見極められる点が一番のポイントだと思いました。二番目のポイントがディスプレイも楽しみながらおしゃれに収納できる点でしょうか。主婦目線だと「かける収納」は畳まずにすむから、取り込む→収納の動線がラクちんなのもメリットですね。「おしゃれな収納になるように、ハンガーまでプレゼントしています」とタブチさんは話してくださいました。そうそう、これが針金ハンガーだと絵になりませんよね。
ちなみに太いボーダーの壁紙はタブチさんのオリジナルなのだそう。
ふぉーーーーー・・・このタイル、贅沢! 小さなリボン模様のクロスもかわいい♡ 洗面手洗いって冒険心がムクムクと湧き出てきませんか? きっとお施主さんも気に入っているだろうなぁ~と思わせる一枚です。タイルや塗り壁など職人さんの仕事が入ると、家に温もりが出るんですよね。
広々とした洗面洗濯室はタブチさんデザインの象徴的存在。この広さがあれば湯上りに必要な家族の下着やタオル類、洗濯洗剤やシャンプーなどのストック用品も収納できるし、お掃除用具だってラクラク居場所ができちゃいます。それにこのスマートな物干しは見た目も良くてとても機能的だと思う。商品名は「ホシ姫サマ」というpanasonic社製の物干しです。電動で昇降するんですって。梅雨が来る前にすぐにでも取り付けたいグッズです。
タブチさんの手掛けた住宅は間取りも魅力的。キッチンと洗濯機の場所が近いってママにとっては最高の動線なのではないでしょうか(笑)。キッチンの横に小さな字で「ウヒヒ」と書いてあるのは、ママのスペースのこと。ここでスマホを眺めるもよし、コーヒーを飲むのもよし。ホっとひといきつける場所になります。「ビール飲みながら夜ご飯の支度をする人も多いから、料理を煮込みながらホッとできる場所になれば」とのこと。ほほぉ~・・・。
まだまだ素敵な写真がたくさんあるので、ぜひインスタを見てみてくださいね。フォロワーが約25000名!! その数からも支持されているのが分かりますね。
タブチさん。日本中を駆け回るようなお忙しい方にも関わらず、取材のご協力ありがとうございました。仕事に対する姿勢や、きめ細やかなお施主様への接し方がものすごく勉強になりました。本当にありがとうございます。また取材させてくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
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