こんにちは、インタビューライターの高橋かずえです。この度、はぐくむコンテンツのホームページをリニューアル致しました!!
リニューアルにあたって、原稿を書く作業から写真素材の撮影から…人生初の経験で、骨の折れる作業だったのですが、制作会社さんにお世話になりながら何とかリニューアルすることができました。
とっても勉強になったので、ホームページを作ろうか悩んでいるフリーランスの方に向けて、記載したいと思います。ぜひご参考に。
1:一番大事なのは、自分の良さを見つけること = 自信がつきます!
私はかれこれ10年近くフリーランスでライター、ときどきエディターをしているのですが、ほとんどひとりでやっている仕事なので、正解のない世界でもあります。
名刺に「ライター」と書けば、ライターになれてしまいますし、世の中には楽しい文章やキレイな文章を書く人が大勢いて、プロとアマチュアの差が無くなってきている職業。(ライター、カメラマン、デザイナー、、、などなどは機材や制作ソフトが誰でも扱えるようになってきましたよね~^^;)おまけに、専門的な文章はその職業のプロフェッショナルが書いた方が詳しく書けますし、「私の仕事なんて誰でもできる」と、自信をなくしたことも多々。
でも、私がこの仕事を10年近く続けてこられたのは「楽しい」から。
どうして楽しいのかを考えると、やっぱり「ありがとう」って言っていただけたり、「お客様が来たよ」と反響を知ることができたりするからです。一度お付き合いが始まれば、みなさんリピートしていただけるので、思い切って、「私の良さってなんでしょうね!?」と聞いてみることにしました。
マーケティングの言葉でいう「USP(強み)」を見つける作業です。
「強み、強み」っていうけど、どうやって探したらいいのっ!?
そこで、たくさんのライターさんがいるなかで、私を選んでもらえている理由を思い切ってお客様に聞くことにしました。
すると、お客様って知っているんですよ。私よりも、私のことを…!
私は合計6~7人の方に対面やメール、電話でお聞きしたのですが、「トラブルが無い」とか「お任せでなんでもやってもらえる」とか、「仕事が楽しそう」だとか、色々と私の仕事に対する姿勢を話してくださることが多かったです。
私の場合は、集客に繋がるライティングを仕事としているのですが、残念ながら「お客様が来るようになった」というズバリな理由って判断しにくく(←みなさん、ニュースレターやSNSなど色々な販促をしていらっしゃり、色々なコンテンツが融合して集客につながっているので、調査しにくい…)、仕事に付随している姿勢だったり、ちょっとした対応が喜ばれていることが分かりました。
納品物以外の対応でも評価していただけていることが分かって、単純に自信につながりますし、客観的な私に対する意見が聞けたのでとても役に立ちました。仕事ができているのは当然として、仕事+@の付加価値が聞き出せるのは自分にとってプラスになります。
面白いところでは、「ほんと、高橋さんて自然な表情で聞き出してくれるよね~。多分さぁ、キレイすぎないから話しやすいんだと思うよ!」という話もあって、良いんだか、悪いんだか(苦笑)。ま、ここでは良しとしましょうか!
お客様に聞くと、仕事の付加価値や、自然と私自身のオリジナリティが見えてきて、自信がつくんですよね。
これがホームページ制作をする上で、まず大切なことでした。
ホームページ制作を考えている方は、親しいお客様に、「リピートして下さっている理由はどうしてですか?」と聞いてみてはいかがでしょうか!?
ちょっと恥ずかしいですが、聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥、っていうか一生の損です!
がんばっている自分への「ご褒美」になることでしょう!
(つまり、普段、私がやっている、お客様インタビューですね。宣伝のようでスミマセン)
2:自分の言葉で原稿を書くこと = 得意・好き・やりたいことが見えてくる
自分に自信が持てると、原稿が書きやすくなります。自分のポジションが見えてくると思いますよ。「こういう仕事は得意だし誰よりもできるな。これからもずっとやって行きたい」っていう軸が見えてくるので、その思いの丈を記事にします。
書きやすいところだと、プロフィールですねー。小さなころの好きなことと今の自分の好きなことが一致してたり、知らず知らずのうちに親の背中を追いかけていたり、「なるべくしてこの仕事をしてるのかもしれない!」という一貫したつながりを感じることができるかも。
(プロフィール執筆のインタビューをしていると、みなさん一貫していることがあるので面白いです)
それから、自分の仕事に対する思い、仕事のサービス内容を記事にしていきます。「私は文章が苦手だから」という方もいらっしゃると思いますが、折角ですので仕事内容を整理する意味でも、自分で原稿を書くことをおすすめします。
書いてアウトプットすることって、頭の中でものすご~く考えているんですよ~。とにかく質より量。たくさんアウトプットして最後に削って添削するのが良いと思います。
踏み込んで、ふわっとした部分も考える
私はライターしつつ、印刷物やインタビュー動画のディレクションなども行うので、制作会社さんのアドバイスを受けながら、どのようにメニュー化するかも考えていきました。パッケージにしてみせるのか、交通費はどうするのか、撮影したデータの所有はどうするのか、などなど、今までふわっとしていた部分も固めていきました。
メニューや価格を考えるのは、後々、慌てないためにも、自分自身への約束のためにも、過去にあった質問をまとめるのも有意義な作業だと思います!
3:少しづつ写真素材を集めておくこと = 何かと便利!
ホームページを作るときに、意外と苦戦したのが「写真素材」です。
普段、取材のときに撮影はしているけれど、自分の仕事風景の写真が無くて、かなり苦戦しました!
ホームページに使ったほとんどの写真素材を改めて、撮りなおしました。
「フリー素材でもいいや」なんて方もいるかと思います。用途によってはフリー素材を使うのもアリですが、自分自身の仕事を知っていただくためには、オリジナルの写真素材が必須だと思います。
時間も手間もかかりますが、自分だけの写真素材が手元にあるのはとても便利ですよ~。
とはいえ、自分ひとりだったら絶対にできなかったリニューアル作業です。普段の仕事+αの作業になるので、ついつい後回しになってしまいがちに。仕事だと思って取り組むことと、素直な気持ちで取り組むことが必須かも…!!!!
★リニューアルしました インタビュー記事・インタビュー動画のはぐくむコンテンツ
★こちらでホームページを制作していただきました ソフトプランニング さん
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