こんにちは。昨日、顧客事例についての新規のお客様との打ち合わせがありました。新卒で入った広告会社の先輩の紹介だったので、なぜかいつも以上に緊張しました・・・。
それでもしっかりと制作するメリットをお伝えするために、自分の中でも事例の良さをもう一度復習してみたので書いてみますね!
それでは今回は顧客事例/お客様事例を作るメリットをお伝えします。
(はじめに)顧客事例ってご存じですか?
お客様の体験談をもとに、サービスを使った経緯やその後の体験談をリアルに話していただくコンテンツです。楽天やアマゾンでの「商品レビュー」に近い位置付けで、第三者の感想や意見をホームページの中に掲載します。
では、どうして顧客事例を多くの企業で取り入れているのでしょうか? 私が考える5つのメリットをお話いたしますね。
1:信頼感アップのコンテンツ
突然ですが、例えばおいしいものをよく知っている友だちに「あそこのレストランはおいしいよ」と紹介されたとします。その場合、自分で検索してお店を探すよりも「行ってみたい」と前向きな気持ちになることはありませんか?
もう一つ例を挙げてみます。次はリスティング広告運用会社の方の顧客事例を例にしてみますね。
広告会社の方が「リスティング広告運用で売り上げが200%アップ」と広告会社の方が話すよりも、企業の広告担当の方が「リスティング運用をお願いしたところ、売り上げが200%アップしました」と話すのでは、どちらが信頼できるでしょうか・・・?
きっと実際に使ったことのある先輩ユーザーの声でしょう。
このように顧客事例はホームページを閲覧しているお客様に対し、実際に利用したユーザーからサービスや商品を語ってもらう信頼感を裏付けするためのコンテンツです。
お問い合わせの時点ですでに信頼感を持っていることも少なくありません。
2:ストーリーを通じて、サービスを疑似体験する!
インタビュー形式での顧客事例は、悩みや問題点、導入した目的を聞くことからスタートします。悩みから問題解決に至るまでのストーリーを事例を通じて伝えることで商品やサービスの良さのほかにスタッフの対応力や技術力など、目に見えない“コト”も伝えることができます。
特にコンサルタント業や士業、講師業、広告関係などの、目に見えにくいサービスを扱っているお客様こそストーリーを通じてサービスを疑似体験してもらうことがコンテンツのひとつとして有効なのだと思っています。
3:顧客事例コンテンツは資産になる!
「コンテンツは資産になる」というのは私がお客様からよくかけていただく言葉です。
顧客事例というとホームページ上での公開をイメージする方が多いと思いますが、実際はパンフレットやチラシ、DMなどの紙媒体も転用できますので使い方は多種多様。
最近ではマーケティングオートメーションのメールアドレス獲得用(←メルマガ送付のための)のダウンロードコンテンツとして利用してからWebへ転載されるお客様もいらっしゃり、一度作ることで二度三度と使える資産になっています。
※ちなみに弊所では顧客事例動画も一緒に制作することができるのが人気のサービスです(^^)
4:第三者のインタビューで気づきが得られる
突然ですが、自分自信で顧客事例を作ったことはありますか?
案外気恥ずかしくて難しく、切り込むところで切り込めず、見込み客の立場からの視点からも話が聞けないものです・・・。なのでインタビューは第三者に任せて聞いて欲しいことをズバズバと切り込むのが良いでしょう。(←宣伝のようになってしまいますが)
第三者が行うことで、今まで聞けなかったストーリーがあったり、どうしても自分から聞きにくい他社との違いや継続の理由、選んだ経緯や理由なども深く聞くことができます。また、自分で聞けない部分こそが事例のストーリーで大切な部分なので、見込み客の視点から聞くことに意味があるでしょう。
私が取材後によく言っていただけるコメントは「新たな気づきがあり、自信につながりました」です。
関連ブログ: お客様から「お客様インタビュー取材」の感想をいただきました!
5:差別化できて唯一無二のコンテンツになる
万一、あなたのサービスと似たサービスをしている企業があったとしても、お客様だけは違います。
同業他社との差別化を図るためにも顧客事例は有効ですよ。
一つだけ注意したい点があります
事例は等身大の情報で伝えるのが良いと思います。
なかには「とても良かった! このサービス以外に考えられない!」というような過大評価(本当に満足していたとしても、表現が熱すぎるもの)があるのですが、最近の消費者の傾向としては「広告チックな表現に嫌悪感がある」ということ。
消費者は煽られることに疲れてしまっている傾向があるので、事実を淡々とお伝えしましょう!
以上、顧客事例取材を得意としている私からの5つのメリットでした。
事例を作ろうか悩んでいる企業様、ぜひメリットをご参考になさってみてください。
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