こんにちは、インタビュー記事・インタビュー動画を制作している高橋です。
昨日、「動画の公開に悩んでいるんです。拡散するかもしれない反面、マイナスの要因もあるので…」というご相談があったので、対処策として「公開範囲を設定すること」をご提案いたしました。ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、参考までに書いておきますね。
Youtubeには3つの公開範囲の設定が可能
公開範囲というのは、誰が見られるようにするのかあらかじめ制限をすることです。
Youtubeには【(1)公開/(2)限定公開/(3)非公開】の3つの公開範囲の設定ができます。
(1)公開・・・誰でも見られる状態です。拡散する可能性があるものの、プライバシーの心配や特別な情報の漏えいなどに不安を持つ方もいます。
(2)限定公開・・・動画のURLを知っている人だけ見られる状態。URLを知っている人しか見られないスペシャル感もあります。
(3)非公開・・・自分だけしか見られない状態。Youtubeアカウントを持った人を「招待」すれば動画を共有することができます。
上手に公開範囲を使い分けて動画を使ってみてはいかがでしょうか。
限定公開を使いこなすと便利です
私が頻繁に使っているのは「限定公開」です。
限定公開はURLを知っている人だけが動画を閲覧できる状態です。Youtubeの検索画面にも出てきませんし、Googleの検索結果にももちろん出てきません。私が使っている実例を交えて紹介します。こんな使い方はいかがでしょうか。
・編集中の動画をお客様と確認するとき
メールにYoutubeのアドレスをはりつけて、そのリンクから動画の内容を確認してもらいます。お客さまの担当者が数名いらっしゃる場合は、Youtubeにアップロードされていると確認のやりとりがとてもスムーズ。担当者が複数名いる場合など、コメント欄に修正指示を入れて下さる企業さまもいました。
・遠くに住む家族に、子どもの動画を送るとき
公開するのは気が引ける子どもの学校行事の動画を限定公開にしたこともありました。運動会や学芸会など、子どもの成長の姿を限られた人にだけ公開するのに便利です。動画ファイルは容量が大きく気軽にメール添付することができないため、Youtubeの限定公開がおすすめ。
・ホームページに動画を埋め込んで、ホームページからしかアクセスできないようにするとき
自社のホームページに来た方だけに向けて、動画を発信することもできます。
採用インタビューやお客様インタビューの場合、インタビュー対象者のプライバシーが心配なこともあると思います。その場合は限定公開にしてから埋め込んでみてはいかがでしょうか。
拡散を防げるわけではありませんが、Youtube上での関連動画や検索一覧には出てきません。
・セミナーやメルマガの特典映像にするとき
「限定公開」は限られた人しかみられないため、特典映像に使われていることがよくあります。「限定公開 ○○日まで」というように、期限もつけた公開で使われていることもありますね。スペシャル感がありますね。
限定公開だからって拡散しないわけではありません
注意事項は下記です。ヤフー知恵袋からの引用になります。
投稿者がいくら限定公開していても、URLを知っている他の人が自分のブログやTwitter、facebookに埋め込んだら、もう「限定公開」の意味がありません。そのことについてYouTubeは利用者に判断をゆだねているだけです。なので、この場合投稿者が「この動画は限定公開なので、再生リストに入れたり、外部のサイトに埋め込むのは禁止です」ときちんと伝えておく必要があるのではないでしょうか。(Yahoo知恵袋より)
SNSに埋め込めば拡散の可能性はあるのですが、もともと自社サイトやSNSに訪れた方(=ファン、興味を示している方、好意的な方)に向けての発信なのですからトラブルは少ないのではないかと思っています。
限定公開の設定方法
アップロードのときに公開範囲を選択できます。
「動画の管理」から、公開範囲を選択することもできますよ。あとから変更することも可。
※Youtubeは仕様がちょこちょこ変わるため、2014年10月現在の方法です。
(参考)動画のプラットフォームのVimeoについて
拡散を目的としないのであれば、Youtubeにアップしなくてもいいんじゃないかなと思い、Youtube以外にも目にするVimeoについて調べてみました。
Vimeo(ヴィメオ、[ˈvɪmiːoʊ])は2004年11月に開始した動画共有サイト。運営者はジェイコブ・ロドウィック(Jakob Lodwick)、ザック・クライン(Zach Klein)、クナル・シャー(kunal shah)、アンドリュー・パイル(Andrew Pile)。表記は英語。インターネット上の人気サイト多数に投資している IAC/InterActiveCorp 社の子会社となっており、本社をアメリカ合衆国のニューヨークにあるIACビルに置く。いちはやく高精細度(HD)に対応した画質の良さから、映像作家、インディーズ映画監督、クリエイター、デザイナーなどに人気を博している[1]。
「Vimeo」というサイト名はジェイコブ・ロドウィックが考案した。「video」(ビデオ)という単語に「me」(私)を挿入し、ユーザー自身が作ったビデオ専用のサイトであるということを示している。同時に、「ムービー」(movie)のアナグラムでもある[2] 。Vimeoは商業作品の転載、ゲームのプレイ動画[3]、ポルノ映像、その他ユーザー自身が作ったのではない作品の投稿を認めていない[4]。(wikipediaより)
wikipediaをサクっと読んだだけなのですが、商用目的の場合は削除されてしまう可能性があるようです。ですので、今のところは皆が目にするYoutubeが使いやすいやすそうですよ~。
ではまた。今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
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