アイケーブリッジ外語学院の学院長・幡野様に、インタビューや広告制作を依頼している感想を詳しく伺いました。
(取材・執筆:高橋かずえ/撮影:加々美義人)
プロフィール
有限会社アイ・ケー・ブリッジ 代表取締役 幡野泉 様
「韓国語ネイティブのように、美しい敬語で堂々と礼儀正しく話せること」
「韓国関連の仕事をする人々の交流の場に」というポリシーで、
2004 年4月、東京・虎ノ門に「シゴトの 韓国語」講座を開講。
現在は初級者から上級者まですべてのレベルをカバー。
豊富なプログラムが自慢です。
講座運営の他、通訳・翻訳サービスも営まれていま す。
はぐくむが担当している仕事
ホームページの生徒インタビュー記事の作成
リーフレットの制作
雑誌広告の制作
「マーケティングに大切な部分を聞き出してくれるのが、当校としてはメリットに感じています」
幡野様、今日はお忙しい中、インタビューのお時間をいただきまして誠にありがとうございました。振り返れば、もうお付き合いは10年になります。
私が会社員で広告営業をしていたころからご出稿いただいておりました。
今日は、日頃の集客面についての感想をお聞かせください。
さて、昨年はお二人の生徒さんにインタビューさせていただきました。
インタビューに同席されて、どのように感じましたか? 感想を教えてください。
生徒さんは、直接私やスタッフに話せないこととか、こちら側から普段聞きにくいようなことを聞いてもらえて、すごく良かったです。
高橋さんのインタビューは、当校に入学する前の背景から入学したきっかけ、他校と比べたかどうか、比べた場合はどこが良かったのか、など、詳しく聞き出してくれるじゃないですか。
私も気になる部分なので、カウンセリングのときに聞くときはあるんですが、なかなか深く聞くことができません。
そういった、マーケティングに大切な部分を聞き出してくれるのが、当校としてはメリットに感じています。
もちろん、私がインタビューに同席していると、悪いことは言いにくいのかもしれませんが、今までインタビューした方は本音の部分を話してくれているんじゃないかと思います。
同席しているときの心境はいかがですか?
ちょっとドキドキします。「改善してほしい部分はありますか?」「一緒に勉強している生徒さんはどのような方たちですか?」などの質問に「生徒さんはなんて答えるんだろう?」と思うときはありますね。
普段の業務の中では生徒さんに頻繁にお声掛けをするように心がけていますし、スタッフと一対一のカウンセリングを実施したりはしますが、当校のことを改めてお聞きする機会という意味でも、私は良いんじゃないかなと感じていますね。
じっくり話をお聞きすると、その方の人生があって、色んなものが混ざり合って語学を学び始め、うちを選んでくれている。インタビュー対象者の人生に触れて、ストーリーの中にうちが携わっていることを再認識できました。
「生徒さんを紹介することで、当校の利用のされ方や、仕事への取り入れ方を紹介したい」
インタビュー記事が現在ふたつありますが、集客面でお役に立てておりますでしょうか?
実は、目に見える効果というのは計測が難しいです。
カウンセリング時のアンケートには「何を見てきましたか?」という質問はありますが、「インタビュー記事を見ましたか?」まではお聞きしておりませんので。
でも、色んなコースがあって、色んな生徒さんが通ってらっしゃるので、生徒さんを紹介することで、当校の利用のされ方や、仕事への取り入れ方を紹介できたらいいなと思います。
生徒さんを紹介することで、どんな効果を期待していますか?
当校の場合は、ビジネス韓国語・中国語というイメージが定着しておりまして、実際には初級クラスも充実しているのですが、ときどきハードルが高い印象を持たれていることがあります。
ですので、趣味で語学を学んでいる方や、すごくお若い方、または主婦の方でも仕事として通訳の仕事を始められた方など、色んな方を紹介したいと思いました。学校側としてもその方たちの背景を知りたいなと思います。
「インタビュー記事はSNSで紹介するのに良いんじゃないかと思います」
インタビュー取材をして記事と写真を納品しますと、ホームページ以外の媒体でもご利用になられるお客様がいらっしゃいます。何か新しい利用法があれば教えてください。
例えば、SNSで紹介するのに良いんじゃないかと思います。いつもは韓国・中国の文化だったり、講座の様子を乗せたりしていますが、投稿の内容がワンパターンになるのを防ぐためにも、たまに生徒さんの紹介をしたりすると、興味を持って見て下さるのではないでしょうか。
また、SNSで当校をフォローして下さっている方は、何かしら興味があるのだけど、また生徒さんになっていない方も多くいらっしゃいます。
そういった方たちに向けて、実際に通われている方の声を届けることもできますよね。
生徒さんを紹介することで、どんな効果を期待していますか?
当校の場合は、ビジネス韓国語・中国語というイメージが定着しておりまして、実際には初級クラスも充実しているのですが、ときどきハードルが高い印象を持たれていることがあります。
ですので、趣味で語学を学んでいる方や、すごくお若い方、または主婦の方でも仕事として通訳の仕事を始められた方など、色んな方を紹介したいと思いました。学校側としてもその方たちの背景を知りたいなと思います。
「自社でインタビューに挑戦してみましたが、社内で作るのは大変な作業でした」
インタビュー記事を外部に依頼すると、時間もコストもかかります。幡野様は、お客様と私の取材日時の調整などもございますから、お手間に感じることもあると思います。そのあたりはどのように感じましたか?
実は、自前でインタビューに挑戦してみましたが、社内で作るのは大変な作業でした(笑)。時間的なこと、作業内容的なこともそうなのですが、記事を分かりやすくまとめたり、必要な部分を目立たせて、不必要な部分を削除したりですとか、なかなかプロじゃないとできないことだなと思います。
外部だからしやすいことも、内部だと難しいこともあるんですよね。あと、外部に依頼することですごく良いのは、客観性が出てくる部分だと思います。自社でインタビューすると、良いことしか言いにくいので、信憑性が無くなってしまうんです。そのあたりはマネできません。
なるほど(笑)。分かります。記事を書くときは、情報を取捨選択し、弱い言葉を強い意味合いの言葉に置き換えたり、大げさな表現に変えて演出したりすることもあります。そういう部分を内部で行おうと思うと難しいでしょうね。
「生徒さんをリラックスさせてくれ、話を聞き出してくれる能力を感じます」
幡野様は、これまでに取材経験がたくさんあるとお聞きしております。
他の取材と比較して、私のインタビューって正直なところいかがでしょうか!?
高橋さんのインタビューは生徒さんをリラックスさせてくれ、話を聞き出してくれる能力を感じます。 例えば一般的な取材はどんな方が来て下さるか分からないのですが、高橋さんの場合は事前に「質問案」を用意してくださって、顔写真もつけてあるので、ワン クッションありますよね。そういった気遣いがあって、親近感が持てて、柔らかな印象なのが話しやすいポイントなのかと思います。
当校の大切な生徒さんに会っていただくのですから、信頼できる方でないと私も不安です。そういった部分でも、安心できています。
これから、別の方のインタビューも考えておりますので、次回もよろしくお願いします。
なるほど(笑)。分かります。記事を書くときは、情報を取捨選択し、弱い言葉を強い意味合いの言葉に置き換えたり、大げさな表現に変えて演出したりすることもあります。そういう部分を内部で行おうと思うと難しいでしょうね。
こちらこそよろしくお願いします!
幡野様、お忙しい中取材のお時間を下さり、本当にありがとうございました。
取材日時:2014年7月