こんにちは、高橋です。今日は文章のマメ知識をお届けします。現在制作中の会社案内で、アシスタントの別當さんからこんな質問がありました。
「C向けの会社案内では自社のことはなんて書けばいいのでしょうか?」
そこでの回答は「私たち」を使いましょうでした。実際に、私はよく使っています(笑)
会社案内や代表メッセージなどの企業系の文章の場合、弊社と書くか、当社と書くか、悩むことってありますよね。文章は正解がないから難しいものです…。そういったときに「私たち」という言葉は非常に便利に活用できますよ。
Webでもパンフレットでも「私たち」という表現にすると、会社全体が強い絆でつながっているイメージや、代表と社員たちのまとまりが表現できます。また、読者にとって親近感がもてる表現だと思います。特に「C向け」の文章にはおすすめ。迷われている方、「私たち」も選択肢のひとつに使ってみてくださいね!
(例)
当社は、2020年の東京オリンピック施設「新国立競技場」の建設に携わっています。
私たちは、2020年の東京オリンピック施設「新国立競技場」の建設に携わっています。
↑↑ 「当社」はどこか他人事のように感じますが、「私たち」をつかうとグッと主体的に業務に取り組んでいるイメージに感じませんか? ↑↑
こんな失敗例も…
プレスリリースに「弊社」と書いたところ、配信代行会社から「プレスリリースは当社という表現が一般的です」と指摘がありました。プレスリリースの場合は、マスコミに向けてのお知らせなのでへりくだる必要がなかったからですね。ことばの世界は日々勉強です~ん(^-^)
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