工務店の広報戦略|小さな組織でも回る4ステップと続く運用の作り方

工務店の広報戦略は、分厚い計画書より「続く運用の優先順位」を決めることが大切!

①強みの言語化
②まずは運用しやすい媒体を1つに絞る
③AIや外注を使って作業を軽くする運用の型をつくる
④見なくてはいけない指標はまずは1つに絞る
の順で組み立てれば、小さな組織でもPDCAを回していくことができます。

工務店の「広報戦略」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、私がこれまでサポートをしてきて感じたのは、工務店さんたちに必要なのはことは、立派な計画書ではありません。すぐに動くことができるように、スケジューリングされていて優先順位が明確なことなのです。

目次

なぜ”戦略がない”と感じるのか

それは、発信がバラバラ/自社の発信の軸が言語化されていない/なんだか行き当たりばったりに思える…の3つが重なると「発信に戦略がないのかもしれない」と感じます。

この原因は、発信の「軸」が定まっていないことです。どのように伝えていくのか?と発信の軸が決まれば広報戦略はシンプルになります。

ステップ1:工務店・リフォーム業社の自社の強みを言語化する

戦略の出発点は売り上げや問い合わせの「数」の目標設定ではなく、まずは自社の強みを言葉にすることです。

施工のどこに自信があるか、お客様はなぜ御社を選んだか、代表はどんな想いか。ここが曖昧だと、何を発信しても埋もれてしまいますし、発信していて迷いが出てくるはずです。

これは「はぐくむ」が提案したある地方工務店様の事例です。

何度も取材やSNSの投稿を見ていて、私が第三者として感じたことを伝え、採用広報の発信軸にしました。「仕事をすることで新しい自分を連れてきてくれる」。

採用活動の一連の流れで、このメッセージを伝えました。そうすることで制作した資料の受け取り率も向上していき、予想外の効果が得られるようになったとのことです。

軸を決めて発信すると、発信しやすく、そしてエンドユーザーにも届きやすくなるのです。

ステップ2:媒体は”全部”やらない

まず媒体は1つに絞ります。HP・ブログ・SNS・プレスリリースには役割があり、自社のお客様がすでに見ていて、そして自社が続けられる場所を選んでいきましょう。

迷ったら資産が積み上がるHP・ブログからはじめていきます。

※SNSと比較があると思いますが、SNSは情報を拡散させる場所です。

 なので基本的にはホームページやブログの軸があることが大切ですよ。

ステップ3:続く運用の型をつくる(外注やAIで作業、判断することが社内の仕事になります)

広報活動の戦略が続くかどうか?は、どのように運用するのか、運用の型で決まります。ネタの溜め方・更新リズム・AIに任せる範囲を決め、「何をどのように載せるか?」の判断だけは社内に残します。

これは、自社「はぐくむ」のSNS運用の事例になります。

いまのところ、はぐくむのSNSはあるセミナーでお話した内容をもとに、AIで投稿用に分解してコンテンツを制作しています。

セミナー(一次情報)

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AIを活用して情報を投稿用に分割

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高橋がチェック・修正し原稿FIX

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Canvaスタッフが画像を制作

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投稿スタッフが予約投稿

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公開

これが一連の流れになっています。

私が意識しているのは、まずはSNSの発信に会社が考えている一次情報を載せること。

そしてスタッフが継続できる仕組みを作ることです。

子育て中のママさんスタッフたちはまとめた時間が取れないので、業務を分解して、できるだけ同じ業務が繰り返し行えるようにしました。

慣れてきたら業務範囲を広げていこうとチームで話しています。

ステップ4:成果は1つの指標で見る

きになる広報の成果は、ここは見ていくポイントがいくつかあるのですが、まずは「問い合わせ」にたどり着く前の数字を追いかけます。いきなり問い合わせ数を追わず、表示回数や検索順位など手前の指標があるといいでしょう。

STEP
表示回数

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流入数

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問い合わせ数

STEP
成約数

が見れると理想ですが、徐々に、徐々に。いきなりたくさんのことをするのではなく、少しずつ進めていくことで自分にスキルが定着した段階で次のフェーズに進めます。指標は増やさないのがコツです。

よくある質問(FAQ)

工務店の広報戦略は何から作る?

自社の強みの言語化から始めます。お客様が選んだ理由を言葉にし、それを軸に媒体と発信内容を決めると、戦略がぶれません。

媒体はいくつ運用すべき?

まずは1つに絞ります。複数同時は必ず続かなくなります。資産が積み上がるHP・ブログから始めるのが無難です。

広報戦略にどのくらい費用がかかる?

自社で運用すれば費用は最小限です。作業をAIや外注で補い、判断を社内が担う形なら、専任採用より大幅に抑えられます。

成果は何を見ればいい?

問い合わせ数だけでなく、表示回数・検索順位など手前の指標を1つ決めて追うと、改善点が見えます。

自社の広報がどれだけ自走できているかは感覚では測れません。25問の自走度チェックリストで現在地を可視化してみてください。

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この記事を書いた人

高橋 かずえのアバター 高橋 かずえ 代表取締役

はぐくむ株式会社 代表取締役 高橋かずえ|2005年創業。住宅会社の取材・執筆・販促制作が専門。エクスナレッジ等の住宅雑誌での執筆実績多数。2021年より工務店向けオンラインアシスタント/社内広報育成サポートを提供。

kazue(at)hug-kumu.com  ※(at) を@に直してご連絡ください。 

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